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婚約指輪
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結婚指輪
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結婚指輪

ルネサンス期の婚約指輪

婚約指輪の華が開いたルネサンス期

ルネサンス時代に華が開いた芸術活動は、古代ギリシャやローマ時代の影響を強く受け、それを発展させましたが、婚約指輪の世界も例外ではありませんでした。古代の婚約指輪は彫刻を施したものが多かったこともあって、ベゼルなどに芸術性の高い、凝った彫り物が盛りこまれるようになっていきます。徐々に人々の暮らしぶりもよくなった中世後期の時代に入ってくると、婚約指輪も凝った指輪にしようという動きが生まれていきます。ルビーやエメラルドなどのカラーストーンも婚約指輪にあしらわれるようになり、ルネサンス時代を迎える頃、本格的に婚約指輪を贈る習慣が当たり前となりました。

みんな周知のように、ルネサンスはイタリアが中心となってヨーロッパに広がっていきましたが、芸術的な指輪もイタリアの金細工師たちが貢献しています。彼らはもともと画家や彫刻家を目指している者が多く、正確なデッサンの影響が色濃く出ています。一般の人々が王侯貴族のような高価な婚約指輪を求めることはできませんでしたが、自分なりの愛を表現する手段として婚約指輪をつくっていました。

流行した婚約指輪には、ハートやキューピットを描いたカメオ細工のリングや、愛の言葉に添えてパンジーやパラの花を細工した指輪などもあります。また、今日まで受け継がれている愛のリング「ギメル・リング」もルネサンス初期の時代の前後に考案され、ルネサンス期に発展したといわれています。ふたつの指輪がペゼルの部分で重なり合うギメル・リングは、結婚を決意した二人が、末永い幸せと永遠に離れないことを象徴的に表現していました。家柄だけを問題にせず、結婚とは愛する人と仲むつまじく暮らしていくことだという考えが広まっていましたので、人気を呼んだのも無理もありませんでした。

ギメル・リングにカラーストーンを2個配するデザインも考案されています。エメラルドとルビーというように対照的な色合いのカラーストーンを配する場合もあれば、二人は一心同体だとばかりに、同じカラーストーンが選ばれることもありました。そして、2本の地金の部分にはそれぞれの名前を刻みこんだり、結婚の解消はできないとする聖書を引用したギメル・リングなどもつくられています。

婚約指輪や結婚指輪のデザインに好んで使われたものに植物がありました。生命の息吹を感じることが影響していましたが、なかでも人気を呼んだのがわすれな草です。花の名前からも想像できるように、「私を忘れないで」という花言葉があることから、好んで婚約指輪に描かれることになりました。

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